Model Context Protocol(MCP)は、LLMアプリケーションと外部データソースおよびツールのシームレスな統合を可能にするオープンプロトコルです。デスクトップ拡張機能の導入により、ローカルMCPサーバーのインストールと管理が大幅に簡単になりました。
デスクトップ拡張機能
デスクトップ拡張機能は、ワンクリックでインストール可能なパッケージを通じてローカルMCPサーバーをインストールおよび管理するための合理化された方法を提供します。JSONファイルを手動で設定し、依存関係を管理する代わりに、ブラウザ拡張機能と同じくらい簡単にコンピューターにローカルMCPサーバーをインストールできるようになりました。
注:デスクトップ拡張機能のディレクトリを構築中です。構築した拡張機能をディレクトリに追加したい開発者の方は、デスクトップ拡張機能関心フォームに記入して、詳細情報をお知らせください。
ディレクトリからデスクトップ拡張機能をインストールする
- Claude Desktopで設定 > 拡張機能に移動します。 
- 「拡張機能を参照」をクリックしてディレクトリを表示し、使用したいAnthropicレビュー済みツールをクリックします。目的の拡張機能で「インストール」をクリックします。 
- ユーザーフレンドリーなインターフェースを通じて、必要な設定(APIキーなど)を設定します。 
- 拡張機能は自動的に会話で利用可能になります。 
カスタムデスクトップ拡張機能をインストールする
- Claude Desktopで設定 > 拡張機能に移動します。 
- 「詳細設定」をクリックして、拡張機能開発者セクションを見つけます。 
- 「拡張機能をインストール…」をクリックします 
- .mcpbファイルを選択し、プロンプトに従ってインストールします。 
デスクトップ拡張機能の管理者コントロール
TeamおよびEnterpriseプランのオーナーおよびプライマリオーナーは、2つのコントロールを使用してデスクトップ拡張機能へのチームアクセスを管理できます:
- 組織のセキュリティ基準に応じて、パブリックデスクトップ拡張機能を有効または無効にします。 
- カスタムデスクトップ拡張機能をアップロードし、チームがワンクリックでインストールできるようにします。 
これらのコントロールにより、組織はチームがアクセスする必要がある拡張機能のみを追加し、その他を削除することで、レジストリを完全にカスタマイズできます。
TeamおよびEnterpriseプランで特定の拡張機能を有効/無効にする
重要:以下で説明するブロックリスト機能は廃止され、2025年10月31日にアローリストに置き換わります。このブロックリストを使用している組織は、その日付以降に拡張機能へのユーザーアクセスを引き続き管理するために、新しいデスクトップ拡張機能アローリストを設定する必要があります。
TeamおよびEnterpriseの組織のオーナーおよびプライマリオーナーは、組織で有効になっているデスクトップ拡張機能と、Claude Desktopを通じて他のメンバーがアクセスできる拡張機能を管理できます。
- Claude Desktopを開きます。 
- 左下隅のイニシャルまたは名前をクリックして、「設定」をクリックします。 
- デスクトップアプリの下の「拡張機能」をクリックします。 
- 右上の「組織の拡張機能」タブを選択します。 
- このページから、組織のメンバーがアクセスするのを防ぎたい拡張機能の横にある「...」> 「無効にする」をクリックします。 
- リストの上部にあるフィルターを使用して、有効または無効な拡張機能のみを表示することもできます。 
注:オーナーが拡張機能を有効または無効にした後、メンバーがアカウントに変更が反映されるのを確認するまでに最大2時間かかる場合があります。
組織用のカスタム拡張機能を作成およびアップロードする
カスタムデスクトップ拡張機能のアップロードにより、TeamおよびEnterpriseプランはパブリックディレクトリで利用できない組織固有のワークフローを活用できます。カスタムデスクトップ拡張機能を作成した
